日本におけるパスファインダーRPG界隈は色々と節目なんじゃないかと思う(去年10周年を迎え、第2版を出版した本国もそうだろう)。僕にとってのパスファインダーRPGはオフライン版と共に歩んで来た側面もあるので、ちょっと思い出話としてオフライン版について書き残しておこうと思う。2
1 たまに、オフライン版の内容(訳文)も僕の成果と思ってる人がいますが、大半の翻訳はPRDJに参加している猛者達の成果です。オフライン版はそれを再構築しているだけです。
オフライン版は PRDJ/オフライン用 から入手でき、WEB版は prd.qga.me から利用できます。
2 事実関係は多少誤りが含まれていると思います。
2008年頃にD&D 3.5版の展開が終了し4版がリリースされた。4版はそれまでのD&Dの遺伝子をかなぐり捨て、新しいRPGのスタイルを提案する意欲作であった。多くの人はこの変化を受け入れ、僕も楽しんだ。
とはいえ。僕は3.5版のシステムが大好きで、4版には更に磨きのかかったD&Dを期待していたため、大好きな3.5版で遊び続けることが難しくなる事実に絶望した。古いシステムを訴求し続けることは容易ではないと思えたからである。特に新しいGMの獲得は困難を極める。
しかし、その後パイゾ社が3.5版直系のシステムを『パスファインダーRPG』としてリリース。さらに、ルールをオープン・ゲーム・ライセンスの下、PRD(Pathfinder RPG Reference Document≒パスファインダーRPG参照ルール集)として公開。ウィザーズ・オブ・コースト社がD&D 3.5版のルール概要を公開したSRD(System Reference Documents)に相当するものであるが、SRDではルール解説の事例などが大幅に省かれていたのに対し、PRDの公開範囲は書籍の内容ほぼ丸々という代物であった(もちろん幾らかは省かれている)。その資料を基にPRDJで有志による翻訳が始まり猛者達が次々と翻訳していき瞬く間にコア・ルールブックとベスティアリ―を完訳していった。
パスファインダーRPGのプレイヤーを獲得するには参照性に優れた資料が不可欠と考え、PRDJの翻訳成果をオフラインで活用できるHTMLとして作成。既に常時接続の時代でモバイル機器もかなり普及していたが、Wikiの表示速度は快適とは言い難かった。元が有志の翻訳成果であるため、利益共有の気持ちを込めて公開することにした。
オフライン版の構築にはPerlというプログラミング言語で書かれている自作のプログラムを用いている。元々OCRでテキスト化したD&D 3.5版のルールブックとシナリオを紐づけて参照性を良くするために自作したプログラムがベースになっている。長年改良を加え続けていたため自分としてはそれなりの使い勝手を確保できる自信はあったし、これを流用すれば難なくそこそこの物が作れるだろうと高を括っていた。当初は間違いではなかった。
維持にはそれなりの困難が伴った。Googleが破竹の勢いでWebを制覇し始めるちょっと前に3年程在籍したWeb製作会社で憶えたことがこんなに役に立つなんて。プログラミングが嫌3で辞めたのにね。
3 趣味としてのプログラミングは好きです。
そんな苦労の甲斐もあって個人で持っているプレイグループでは十分なルール環境が整い、ささやかではあるがパスファインダーRPGで遊び続けることができていた。
元来人見知りが強いため長年イベントやオンライン・セッションに踏み込むことは避けていた。2年ほど前、オンライン中心の団体である『パスファインダー協会日本支部』発足のツイートを目にしたとき、セッション機会を増やすために思い切って参加した。その流れで昨年はDACにも出向いた。出会った人達に『ありがとう』と言われるのがとてもこそばゆい。DACのパスファインダーRPG卓でPCやスマホの画面にオフライン版の画面を見ると更新を続けて良かったと思う。日本でのパスファインダーRPGの普及に多少なり貢献できたのではないかと感じられてとても嬉しかった。
懇親会の席でパスファインダー協会日本支部を立ち上げた方から、オフライン版がなければパスファインダーを続けていなかったし日本支部も立ち上げていなかった、と聞いたときは感無量だった。多分にお世辞も含まれていたことだろうけど、身の回りのRPG仲間のために作ったオフライン版がこれほどたくさんの仲間とセッション機会を生んでくれた礎の一部かもしれない、と思うとなんともいえず幸せな心持になった。
パスファインダー協会日本支部は徐々に会員数を増やし、セッション数も増えている。2018年~2019年はパスファインダーRPG日本語版の展開が始まった。パイゾ社は2019年に第2版に移行したが協会では今でも第1版で遊んでいる。僕がいつまでパスファインダーRPGで遊んでいるかは判らない。でも昨年は幸せな1年間だった。多分今年も幸せな1年になるはず。この幸せのため今年もオフライン版の更新を続けていこうと思う。
4 『探索せよ』、『協力せよ』、『報告せよ』はパスファインダーの合言葉。
5 『パスファインダー』は所謂『冒険者』的な立場のキャラクターのこと。
]]>paizo.com - Pathfinder Battles: Heroes & Monsters Case
※Paizoストアでの購入が前提
※送料は日本への発送、手数料込。
1. ゴブリン・ウォリアー(赤)
2. ゴブリン・ヒーロー(赤)
3. ゴブリン・ウォリアー(青)
4. ゴブリン・ヒーロー(青)
5. 凶暴なオーク
6. オーク・ウォリアー
7. スケルトン
8. 警備兵
9. 警備兵長
10. リザードフォーク・チャンピオン
11. ゾンビ
12. ジャイアント・スパイダー
13. ウルフ
14. ヴェノマス・スネーク
15. マミー
16. 人間のローグ
17. 人間のレンジャー
18. エルフのウィザード
19. ハーフエルフのクレリック
20. ドワーフのファイター
21. 人間のドルイド
22. ノームの戦士
23. ダイア・ラット
24. ガーゴイル
25. ハーフオークのバーバリアン
26. スペクター
27. シーラ(人間のパラディン)
28. ワーウルフ
29. メデューサ
30. ミノタウロス
31. オーガ
32. トロル
33. エティン
34. キマイラ
35. マンティコア
36. ジャイアント・ケイヴウィーヴァー・スパイダー
37. フロスト・ジャイアント
38. サキュバス
39. リッチ
40. ヴァンパイア
paizo.com - Pathfinder Battles: Heroes & Monsters Black Dragon Booster
※単体フィギュア(Battles miniture singles)については記述を見つけられませんでした。
※ケースとケースプレミアは概ね同時発送ですが、場合によっては別々の発送になり輸送費が余分にかかる可能性があるようです。
現在の MapTool は標準で日本語に訳されており、下記の私家版は不要です。記事自体は残しますが、配布していたファイルはダウンロードできません。セキュリティの問題もありますので更に機能が充実した最新版の使用をお勧めします。
RPTools(Role Playing game Tools) は主にTRPGのオンライン・セッションをサポートするために作られた、数々のソフトウェア郡の総称です。
公式サイト: RPTools.net
内輪で使っている、勝手に日本語化した MapTool を置いておきますので、いる人は使ってみてください。
MapTool はオリジナルの状態でもある程度国際化に対応していますが、現状では不十分なので無理矢理日本語化したものを作りました。日本語用テーマを同梱したものと、外観をWindows標準に合わせるパッチを適用したもの、2種類があります。見た目以外は変わりません。
公式のインストーラーでインストールした場合でも日本語化されていますが、書体の関係で文字化けするので下記のファイルをホーム・フォルダーにコピーすることで回避できます。
ホーム・フォルダーは Windows の場合は『C:\Users\(ユーザー名)』。Mac の場合は『/Users/(ユーザー名)』のはずです。
ここでダウンロードできるものは全て非公式なものです。日本語訳以外に関する不具合を見つけた場合は本家の同じバージョンで確認して公式フォーラムに報告してください。
下記よりダウンロードできる、その他の RPTools 。
http://www.rptools.net/index.php?page=downloads
Windows UI 版はパッチを当てたものをビルドしなおしています。僕は Java に詳しいわけではなく手探りでビルドしてますので本家にはない不具合があるかもしれません。僕はこちらを使用しているので多少の実績はあります。
日本語テーマ入りは、本家からダウンロードしたモノを展開しリソースを無理やり書き換えたものに自分で作った日本語テーマを同梱しています。
といった本職の方から見れば、ぞっとしない方法で作ってますので何かあったらごめんなさい。
Windows からは作れないみたいなんですが、公式からダウンロードしたモノを無理やり書き換えると作れるかもしれません。
MapTool-*.app/Contents/Resources/Java/maptool-*.jar をここで配布している同名のモノと差し替えると良いかも。
一応作ったのでよろしければ。
Vista のサイドバー用のシンプルなダイスマシンを作りました。
大したことはできませんがノートPCでマスターしてる人で実ダイスを振ってる人には有用かも。
ダウンロード: ダイスパレット
入力パネルは「20」と書いてあるあたりをクリック
マクロをまとめて登録。
興味がありましたらお試しください。
]]>プログラマじゃないので、動作に自信はありませんが試してみて使えそうなら使ってみてください。
http://dafizilla.sourceforge.net/viewsourcewith/faq-macosx.php
]]>連絡用に。プレイヤーとして参加しているキャンペーンで使っている掲示板も上手く機能しているのですがプッシュ型の方が連絡漏れが少ないのでメーリングリストを採用。一覧性がメールソフトに依存なのがちと痛いところ。
よさげなWikiがレンタル先のサーバー(Win)で動かないので自分で作った。急造なのと作り手がヘボいのとで、インターフェースがヘボヘボだけど使えるからまぁいいか…。
自作。結構自信作。2cmマスで10×10マス。樹脂製なのでちょっと重いけどカッチリしてます。
乾くと消えにくいのが難点。
このパーティ、戦闘は短期決戦がキモ。
クレリックもウィザードもローグもいませんが今のところなんとかなってます。
Java で動くキャラクター作成/管理ソフト。d20 ベースだが、Code Monkey Publishing で WoC 公式のデータを購入できる。頑張れば自分でも作れる。残念なことに英語のみ。バグが多いような気がする。
エクセルで動くゴージャスなキャラクター作成シート。あれこれ勝手に計算してくれてすごい。
この CDS:PE には他にも良さげなツールがたくさんある。
呪文リストがサプリメントを網羅していて、データ部の要約も併記しているためプレイサマリとしても使えそう。結構有名なサイトらしい。
基本ルールと和訳サプリメントの呪文のリスト。エクセル。
こちらも CDS:PE 製。すごいなぁ、ここの人たち。
ホビージャパンのではなく Glaurung's Page というサイトのコンテンツ。ホビージャパンの対訳語リストと合わせて英語を読むときにとても便利です。
]]>D&Dの硬貨は50枚で1ポンドなので、1枚あたりはおよそ9グラムということになります。
どの硬貨でも同じ重さなので各硬貨は大きさが異なることになります。
純度の問題もありますが100%とまでは言わないとしても、それに近い高さがあるとして考えます。
物質要素の価格から考えれば、硬貨は同じ重さの鉱物と同じ価値があると考えるのが良さそうです。
10円玉は1枚4.5グラムですので、硬貨の重さは10円玉2枚分くらいですね。
材質 | 銅 95% 亜鉛 4%-3% スズ 1%-2% |
重さ | 4.5g |
直径 | 23.5mm |
厚み | 1.5mm |
プラチナ | 21.45 |
金 | 19.32 |
銀 | 10.49 |
銅 | 8.95 |
10円玉の寸法と比重を掛けるとと5.8グラムになりますが多分装飾で削れている分の差と考えます。荒っぽく言えば、銅貨・銀貨は大体同じ大きさで10円玉2枚を重ねたぐらい、金貨・プラチナ貨は10円玉1枚くらい。
プラチナ貨 | 金貨 | 銀貨 | 銅貨 | |
厚み | 1.3mm | 1.4mm | 2.6mm | 3mm |
バッグ・オヴ・ホールディングの中にバッグ・オヴ・ホールディングは「安全に」入れることが出来るらしい。
ちょっとビックリ。
著者のスキップさんによれば、ロープ・トリックの「危険(hazards)」に関する記述は無視することがオススメとのこと。ロープ・トリックやマグニフィシャント・マンションの中にバッグ・オヴ・ホールディングは安全に持ち込めるようにすることでキャンペーンが改善されると書いてます。(かな? 英語はよくわからん)
"can be proved" を「改善することができる」と解釈したのですが合ってるかな?
異次元を作り出す魔法や物品にこういった記述があるのは、異次元を入れ子にすることで発生する不可解な状況を防ぐためではないかな。PCの行動範囲を広げるバッグ・オヴ・ホールディングと異次元に退避する呪文が共存できない仕様はプレイヤーサイドからすればストレスの溜まることだし僕は大いに賛成。今度キャンペーンマスターに進言してみよう。
色鉛筆 | カットアウト | ドライブラシ |
エッジのポスタリゼーション | フレスコ画 | 粒状フィルム |
ネオン光彩 | 塗料 | パレットナイフ |
粗描き | 粗いパステル画 | こする |
スポンジ | 水彩画 | ラップ |
シリーズ4作目。映画館で見なければ魅力は3分の1以下。
主人公は元モデルの女賞金稼ぎ、ドミノ・ハーヴェイ … まるでマンガな設定ですが実在の人物のお話だそうです。
映画完成の直前に亡くなられたとか。
適用結果
元の写真
1 ヤード | 3 フィート | 0.9144 メートル | |
1 フィート | 12 インチ | 304.8 ミリメートル | |
1 マイル | 1,760 ヤード | 1.609344 キロメートル | |
1 インチ | - | 25.4 ミリメートル | |
1 ポンド | 16 オンス | 453.59237 グラム | |
1 オンス | - | 28.3495231 グラム | |
1 米ガロン | 8 米パイント | 3.7854118 リットル | |
1 米パイント | - | 473.176475 ミリリットル | |
1 米トン | 2000 米ポンド | 907.18474 キログラム |
トンはヤード・ポンド法ではないと思うけど。
ちなみに華氏温度はヤード・ポンド法が普及している国で使用されているらしい。
つまるところ Illustrator みたいなソフト。機能的にはワードやエクセルで使える図形ツールに近いけど、それよりかは高機能っぽい。
■Sodipodi オフィシャル
http://www.sodipodi.com/
1) Sodipodi をインストーラからインストールしようとすると「GTK」が無い、と言われるので GTK+ をインストール。
http://sourceforge.net/projects/gimp-win/
今回は、ここの GTK+ 2.8.4 を利用。
2) Sodipodi をインストール。これはすぐに終わる。
3) 起動しようとすると"zlib-1.dll"が無い、と言われるので、 GTK/2.0/bin/zlib1.dll を Sodipodi フォルダにコピーして zlib-1.dll
にリネーム。
4) さらに、「g_module_open_utf8 がlibgmodule-2.0-0.dllで見つからない」と呪文のようなことを言ってくるので、GTK/2.0/bin/libgmodule- 2.0-0.dll を Sodipodi フォルダにコピー(上書き)する。
Sodipodi に元からある libg~ を削除しても良いかもしれない。
これで無事起動!
]]>